【勝て勝て勝て勝て】vsG大阪 Jリーグ第14節【ホームやぞ】

(今回特にネタが思いつかなかったので、前振りは省略です。)

スタメン予想(相手)

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負傷者・欠場者情報(相手)

元マリノス勢ェ・・・
サカキンのプレビューによると長沢駿、東口は復帰するらしい。

 

スタメン予想(マリノス)

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負傷者・欠場者情報(マリノス)

連戦にもかかわらず負傷者ゼロ、累積警告による欠場者もゼロ。
これも「ハマのトム・ヨーク(ひげの感じが似てるので勝手に命名)」ことグレッグフィジコのおかげか。

 

対戦相手所感

フリーマンヤットとサイドの三角形

なんかハリポタシリーズの題名みたいになった。。。
ガンバの攻撃の肝は、サイドとハーフスペースでの小気味いい連携です。
中でも「ヤット」「ガチャピン」こと遠藤保仁は、そのポジショニングでサイドの連携を円滑化しています。

トップ下の位置から下がって3センター気味になることで、ロングキックの上手いマテウスや、派手さは無いけど高確率で最適解をたたき出す「今ちゃんさん」こと今野泰幸、はたまたヤット自身がハーフスペースに入ることができるため、図のような三角形が容易に構成できます。

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便宜上、図では単純なものを書いていますが、この三角形にヤット自身が絡んだり、倉田や藤なんとかさんといったサイドハーフがハーフスペースに入ってSBの攻め上がるスペースを空けたりと、バリエーションはかなり豊富です。そのため、ノッている時はワンタッチ、ツータッチでポンポンとボールが動き、あっさりサイドを攻略、中で待つファンウィジョにボールを供給することができます。

この辺りはユース年代からテクニックで名の知れたガンバらしいところでもあり、彼らのチームカラーといっても過言ではないでしょう。「ガンバ=攻撃サッカー」のイメージもやはり根強いでしょうしね。

 

クロスからの失点が多い

FootballLabによると、リーグ戦におけるガンバの失点(総失点数18)のうち、最も高い割合を占めるのはクロスからの失点とのこと(6失点)。実際、前節札幌戦もクロスから失点しています。

このシーンもそうなのですが、札幌戦のガンバ守備陣はボールに意識が行きがち(ボールウォッチャー)になることが多く、スペースを潰す意識が希薄なように思えました。
ガンバには三浦+ファビなんとかさんといった長身CBがいるため、人を狙った高めのクロスについては耐性があります。ましてやハイボール処理に長けたGK東口が復帰するならなおさら。

ただ、↑の深井のゴールのようなゴールからやや離れた場所から上げるクロス(アーリークロス)への対応はやや雑かと思います。とりわけ、潰すべきスペース(このケースなら深井が入ったところか)を潰せていない印象です。東口が入りコーチングを飛ばすことで改善が見られるかもしれませんが、ガンバの弱点ともいえるでしょう。

 

今節の注目ポイント

いかにしてエリア内の人数を増やすか

前述のようにクロスへの耐性に疑問符が残るガンバに対し、我々マリノスはクロスからの得点が多いチームです。
「クロスに合わせるのが抜群に上手いウーゴ兄さんがいる」
「クロッサーの山ちゃんが優秀」
というのもありますが、やはりウィングを軸とした攻めをチーム全体で共有していることが大きいと思います。偽サイドバックと呼ばれる、サイドバックが中寄りのポジションをとる手法も、もともとはウィングへのパスコースを空けるためですし。

しかし、その取り組みに反して、思ったほどクロスからのゴールがないような気もします。
その理由としては、ありきたりですがエリア内の人の少なさが関係しています。
上に掲載した札幌深井のゴール、さらにはシティ親分のこのゴールのような「エリア内に3人以上選手がいる」シーンを、我々は作れているでしょうか?たぶんそんなに作れていません。

その理由としては、様々なものが挙げられます。
例えばインサイドハーフがサイドの崩しに注力するあまりペナルティエリア内まで攻められてないとか、逆サイドのウィングがエリアのファーサイドまで入れていないとか。
あとはボールの奪取位置が後ろ過ぎて、カウンターをしてもボールを取った時点の位置からエリア内までの距離が長すぎたりとか。ほんと、色々です。
画一的な理由は存在しませんし、ましてや特定の誰かが悪くてその選手を外せばどうにかなる問題でもないと思います。複数の要素が複雑に絡み合った結果が、エリアスカスカ問題なわけでしょう。

幸い大津や仲川といった、「純然たるウィングというよりはセカンドトップ」な選手がウィングを務めるという情報もあります。彼らのどちらかがサイドの崩しに入って、もう片方がファーサイドで待ち受ける・・・という展開(上述のベルナルド・シウバのゴールみたいな?)が望ましいですね。

 

両チームともに勝ちの欲しいゲームです。球際の勝負やメンタルの問題もゲームの結果を左右するかもしれません。しかし、現在のウチが抱える課題が、まんま相手のウィークポイントというのも何かの縁かと思ってます。課題を克服したという達成感と、勝ち点3を同時に得られるよう、サイドの崩しを有効活用して勝ちたいところです。

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